【パキスタン航空】初めての海外旅行でのトラブル

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空港で四の五の言っていても埒があかないので、

素直に用意されたホテルに行くことにしました。

私たちは、友人のVIPなお客様でしたので、

バンコクではペニンシュラを常宿にしていました。

だから、エアポートホテルに行くと随分ランクが下で、

まあ、普通のホテルだなという感じでした。

でも、何しろ飛行機はパキスタン航空！

バックパッカーがほとんどだったのです。

彼らは大喜び！

「ラッキー！シャワーからお湯が出るよ♪」なんて・・・

かくして、おまけのタイ旅行が始まったのでした。


  

タイ人の友人が聞いてきてくれました。

結果は「オーバーブッキングしました。来週まで帰れません。」

って！なにそれ？

すぐには理解出来ませんでしたね、

（ここで念を押しておきますが、これは遥か昔のお話です。

今のパキスタン航空でこんなことはないと思いますよ。）

しばらくポカ～ンとしていましたが、そうはしていられない。

早速タイの日本大使館に電話しました。

出てきたのは女性でしたが、とても頼もしかったですね。

「私が交渉します！暫くお待ち下さい」とキッパリ言って下さいました。

日本大使館って日本人を守ってくれるんだなぁと、つくづく感謝しました。

暫くして、掛け直すと（当時は携帯なんてないから公衆電話なんです）

「タイ語でガンガン言ったんですけどね、お話にならないんですよ。
無理だの一点張りで・・・。今日のところはホテルに泊まって貰えますか？
全力を尽くしますから！」

・・・なにが何だか分かりませんが、当日帰れないことだけは理解出来ました。



  

2週間の楽しいタイ旅行を終え、

あれ？もう終わっちゃうの？って言わないで下さいね、

これはパキスタン航空のハプニングの事を書くブログですから^^;

夜のタイ国際空港へ行きました。

何やら、ざわざわ！

うん、なんだ？

日本人が物凄く多い・・・と言うことは、日本便・・・この時間と言うことは

パキスタン航空？

私達が乗る予定の飛行機？

なにがあったの？  

タイと日本の時差は2時間・・・これは今も変わっていませんよね、

ドキドキしながら、初めての成田空港で搭乗手続きをしました。

彼女は4人兄弟、ご両親を含めて5人分のお土産を入れた荷物を預け、

免税店で早くも物色！

まあ、それはいいとして、パキスタン航空の飛行機に乗り込みました。

異国情緒満載！

当然ですけどね、英語で話しかけてくるのにビックリした若き私でした。

空飛ぶ棺桶なんて聞いていましたが、実際に乗ってみると

どうってことはなく、快適な旅が始まりました。

機内食もエスニック大好きな私にはとても美味しく・・・でも、量は多かったな・・・

ワクワクしながらバンコクに飛んだのでした。

  

昔、昔のお話です。

1ドルが160円だった頃・・・何歳だったかは内緒です^^;

まだ、デジカメがなくて、フィルムだったので写真はないんです。ごめんなさい。

友人のお家にタイからの留学生Pさんがホームステイしていました。

彼女が大学を卒業して、日本を離れるとき、

是非、日本の家族にタイを案内したい！

というお話になりました。

私は、別に家族じゃないんですけど・・・

そのお宅に良く遊びに行っていたので家族も同然と誘って下さいました。

誘われるとつい乗ってしまう性格の私は、

大して考えもせず、「行きます！」と言ってしまったのでした。

プランは全て彼女にお任せ！

飛行機が決まりました。

彼女いわく、「向こうで楽しむ為に安い飛行機にしたよ」

それは、「パキスタン航空」でした。

今はそんなことないでしょうが、当時は「空飛ぶ棺桶」なんて噂も・・・。

でも、みんな一緒だし、若かったし、怖いなんて思いませんでした。

このブログは、その空飛ぶ棺桶で、無事に帰還はしたものの、

一生忘れられない珍しい体験させて貰いましたので、

その思い出を語ってみたいと思います。